YouTube(ユーチューブ)違法動画防止へ

著作権の所有者に無断で、テレビ番組などの動画が掲載され問題になっている
アメリカのホームページ運営会社「YouTube(ユーチューブ)」は、
違法な動画を識別して掲載を防ぐ技術を、今秋に導入する方針を発表しました。

「YouTube(ユーチューブ)」は、動画を自由に掲載でき、誰でも閲覧できることから
人気を集めていて、ことし6月には日本にも本格参入していますが、
放送済みのテレビ番組や歌手のプロモーションビデオなどが無断で掲載されて
大きな問題になっています。

これについて親会社「Google(グーグル)」のデビッド・ユン副社長が、
著作権者が存在する動画については、著作権者でなければ掲載できないように
する技術をことし秋に導入する方針を明らかにしました。

具体的には、放送局など画像の著作権を持つ団体のサーバーに
専用の装置を取り付けてもらい、装置が読み取った団体の動画特有のデータと
同じデータを持つ動画は掲載できないようにしたいとしています。

ユン副社長は、
「YouTube(ユーチューブ)には1日数十万件の動画が投稿されており、
 著作権者の協力もなければ削除していくことはできない」
と述べ、理解を求めました。

これに対してJASRAC=日本音楽著作権協会など
国内の著作権団体も記者会見し、
「開発中の技術に効果があるのかどうか現時点では判断できない。
 秋まで待たずに違法な動画が横行している現状を改善してほしい」
と述べ、対策を求めていく考えを示しました。